地口屋逸品カタログ★其の壱  真向き猫!!

投稿日 2007.07.23, by gyorin

20070723.jpg
週末、新宿の地口セール覗きに行きました!
ワタシの思い出持込もあるんだけど、まああるわあるわ。
懐かしさも相まって、あさましいながらセールにちなんでちょっと商品のご説明させてもらいます♪
商品のごせつめいったってサイズとか価格とかじゃないよ。
エピソードと売り文句をちょっと・・・。
これで欲しくなったら即新宿へ!!スタッフが手薬煉引いて待ってます♪♪♪
?エピソード其の壱 真向きT?
真向きの柄を思いついたのはいつだったか・・・。
あれはねえ、そう閉店の噂もちらついたころ、9月だったかね。
あの頃出張に行くんで、プリントの安い工場だったから「せっかくだからプリントして帰ってこなきゃ!!」って大急ぎでTシャツ仕入れて夜中に梱包して送ったねえ。
しかも仕入れ方がすごいの。
全部で多分100枚くらいなんだけど、そんな中で8色(くらい←もうすでに自分でもよくわからず)&3サイズ&プリント(金・銀)に振り分け。
だから全ての条件があてはまるものが最大で10枚くらい、最小で1枚・・・。
例えばこの画像の緑。コレ多分1枚クラス。「見世物的なカラー」とかいってつくったけど、納品はすでに11月。すでにTシャツは要らない季節。
閉店(4月)までとうとうぱっとしないまま消えてった虚しい見世物・・・
数がめちゃくちゃなんでとうとう楽天にも掲載されないまま、倉庫では「訳のわからない商品」として邪魔にされてました・・・。
そして今ここにきて初めて日の目を見て、でもセールなのね。
確か¥3000くらい(無理して)が¥1500くらいになっちゃった。¥3000の値段設定もむなしいくらい。
でも何気にこの柄超かわいいですよ。土台のTシャツはよれない、伸びない、なかなかくたびれないと大評判!!(←コレ本当、予期せぬ好評の声を諸所からいただきました!)柄はともかくこの土台のTシャツが欲しいとまでいわれるくらいよ。
さあ、欲しくなった??欲しくなったら新宿地口屋へGO!
そら、ヤンキー(の下僕)も狙ってるよ。
急がないとなんせロット1?10枚デスカラ!!!!

さあ買った買った!!新規一転!!

投稿日 2007.07.20, by gyorin

20070720.jpg
今日から地口セールの始まりです。
とはいえ少数の地味なセールではありますが・・・。
ワタシの引き出し(嘘、ほんとは足元にある段ボール)には過去地口がいっぱい・・・
ミロード閉店以来なるべく開けないようにしていたんだけど、今回だしてもらおうかとあさってみや。
あるわあるわ、「こんなんやった?」商品。
あのころは本当に大変で、ロット1?みたいな無茶も相当やってました。
いつかなにかに・・とか思って取っておいたけど仕舞われたままの過去サンプル。
掘ればでてくる懐かしの商品に今、思わず泣きそう!!
日々の仕事に忙殺されてわすれてたけどあのころは頑張ってたねえ?。
やったね、やったね、こんなやつあんなやつ・・・。
とりあえず今回全部裁いて新たに新規一店!!最近は中国工場も手に入れた(?)し、地口の時代が繰るかもね。
とにかく明日お宝(?)モノを置きに行くのでご来店の方は是非みてやってください。
ミロード地口を知ってる人は懐かしの、知らない人は驚きの(何故こんなしょぼいブランドがこんなものを作れるの??的な)商品もざくざく♪
とりあえず思い出は皆セルしちゃって、売れ残りと共にニュー地口を考えてみようかね!

目がねえ外人

投稿日 2007.07.17, by gyorin

20070717.jpg
こないだ新宿に夜九時頃いたら、男性が近づいてきました・・!
まっ、ナンパ?とか思ったら違った。
「コノヘンコレドコウッテマスカ?」
は?
「コレドコアリマスカ?」
懸命に紙に絵を描く彼。
描かれた絵はメガネ。
メガネなくしたのだろうか?
「ああ、あの辺にあったと思うけどもう九時だからやってないよ」
「ナンデスカ?」
「あのね、もう閉店してる、多分」
「コレ、ナントイイマスカ」
コレ?メガネのこと?
「メガネ」
「エガネ」
「メ!メガネ!!」
「エガネ」
そして「アイガト」と、目が見えない外人は去っていきました。
目が見えない上に「メガネ」の単語もわからず大変だろうなあ。
しかももうやってないしね。
しかし絵ってすごいねー。言葉、いらんね。

取っ手つけました

投稿日 2007.07.13, by gyorin

20070713.jpg
ワタシ、仕事でバッグの担当が多いんだけど、イツモ困るのが取っ手。
結構本体はこだわるんだけどイキナリ取っ手になると「まあつけといて」みたいな集中力になってしまう。
すると取ってつけたような取っ手がついてでてくるのね。
まあそうだよね。
この間の取っ手なんて何故か140cmもあるロング取っ手トートができてきたりして・・・
サンプル作ってるときに違和感を感じて欲しいよね・・・。
あとベロアのくたついたバッグに超ハードな取っ手とかね。
だから世間で売ってる取っ手に凝ったバッグとかみると凄いなーと思うのね。
よく気がまわるな、と。
自分でサンプル作るときも本体作るのは好きなんだけど、取っ手のこと考えると気が重い。
で、取り急ぎ本体は完成して「で、取っ手がつきます」とかいう半端なプレゼンをすることに。
そうしてできた取っ手なしバッグはどうしたものやら・・・
今後はちゃんと取っ手のこと考えていきたい。

出張バトル

投稿日 2007.07.09, by gyorin

20070709.jpg
週末に大学の友人に久々に会いました。
ワタシの学科はデザイン科だったので、広告やら映像やらのデザイナーが多いです。
其の中で革に走ったワタシは異色。卒業制作も革とかだしてきて教授が困ってたっけ。
友人は映像デザイナー(?)。ばりばりです。
映像の人はよく「プロモやってる?」といいます。
プロモ・・・かっこいいな。でもワタシ、革だけど最近世界飛び回っててちょっとかっこいいなと自分で思ってました。待ってましたとばかりに
「最近出張が多くてさあ」(ちょっと自慢)「中国ばっかなんだけどね」(ちょっと謙遜)
とか言ってたら
「正月あけからハワイでさあ」(えっ!!)「○○(超有名歌手)のプロモでさあ」(えっ!えっ!!!)
「あと何とかのときはニュージーで超嵐みたいで・・・」
あとなんか覚えてないけど、中国以外の各国談。
で、極めつけは
「来年、カンヌいくんだよ?」
なんとまあ!!!!羨ましい??!!!!!!!
革と映像とは世界がチガウのは解っていましたが、ここまで違うとは・・・。
もうちょっと頑張っても来年カンヌはいけなそう。
てゆーかカンヌでやることない。いいなーいいなー。
ワタシも映像いけばよかった・・・。(全然興味ないけど・・)
でも全然だめだろうからカンヌはいけないだろうね。
しかも彼女、「監督」らしい。「監督ってなに?」とか間抜けな質問しちゃった。
監督か?、カンヌか?。
ワタシの前には毎日来る中国産の財布たち。(修正個所とかチェックしてある)
革の人がいつかカンヌに用のある日はくるでしょうか?

アイデア求む!!

投稿日 2007.07.03, by gyorin

20070703.jpg
前にも書いたように、今展覧会?用に絵をかいてるんだけど困っています。
ワタシ、下書きを鉛筆でするんだけどなんか最後まで残るのね。
「とにかく丁寧に描いて」とか画廊の人から言われてて、雑なワタシはそれでも気をつけてやってるんだけど、どーにもこーにも最後まで鉛筆が消えやしない!
中盤で消しゴムとかかけるんだけど、全然のこってるし・・・。
あれ、皆どうしてるんでしょう?
まさか下書きとかってしないもの?邪道?
チャコペン的なものを日本画コーナーでみつけ、ナイスと思って購入。これぞまってました!
と思ったら、猫の縞を描いて外出。
さあ色塗ろうと思ったらやたら縞猫が少ない・・・。
新兵器で描いた縞は跡形もなく消えてやンの。残ってたのは鉛筆で描いた縞。鉛筆強し。
でも強いけど残るんだよねー。
ジェッソとかで塗っても時間につれて浮き上がる下書き・・・。
もうかんべんして。誰かたすけて。
ちなみに雑なワタシ。
この絵、急いでて水がなかったからウーロン茶で描いたら黄色くなった・・・!流石!

セールが来る!!!!

投稿日 2007.06.27, by gyorin

20070626.jpg
お久しぶりです。
またしばらく日記と疎遠でした。
旅噺とかやってたけど、また威海行ってました。で、かえってきました。
もう現実の速さにツイテイケナイヨ。
ところでこないだ新宿を歩いていたらなんだか見覚えのある背中をした人が・・・
なんと!地口屋Tじゃないの!!
しかも超レアなラメ紋T。持ってる人、ほんとにいるんだ?☆
しかも2年前のやつなのにまだ着てくれててかなり感動☆☆
そして昨日は久しぶりに新宿のラビ店にいきましたが地口グッズが微妙にあり、そういえば弊社倉庫にも微妙にいっぱいある・・・
地口屋といえばTシャツ。Tシャツといえば地口屋の地口屋。急にTシャツの存在を思い出したワタシ。
これはもう今年も気合入れて売るか(ただし残)!ということになり、久々に店舗大セール!!を計画。
楽天での在庫もありましてこれが結構な数デスワ。
詳しくはもっと詰めて店の方々と相談、またお知らせいたします。
地口屋の売りは極小ロット!!この世でできる限りの小ロットを研究した結果、微妙な在庫を残しています。ただしレア度は極高!!
珍しい逸品もきっと出てくるのでどうぞお楽しみに。
どうか買ってみてください。
生地が丈夫だと大変評判です・・・・!!

旅噺★このたび其の十八 超過っコイイ

投稿日 2007.06.11, by gyorin

20070611.jpg
中国でびっくりはその積載量たるや。
アジアとかってたいてい「えっ?」ていうくらい積んでるんだけど、なんか積んでるものがフルーツとかで和やかじゃない。でも中国の場合「生活」っていう言葉が浮かぶね。「生活」「現実」。
ちょっと見かけた自転車。
もう人なんか見えないくらいなんか積んでて、大渋滞の小道を巨大な積載物が揺れ進む・・・という感じ。
しかもその自転車、鬼のようにぼろぼろで人すら乗れんのかどうか。な外見。
で、何積んでるかとおもいきや発泡スチロールの屑・・・!
発泡スチロールの屑を山と積んで集積場へ入っていき、覗くと更なる大山(山脈)がそこには・・・!!
皆がこうして人力で運んできたのだなあ。
あと高速では図のようなびっくり積みを目撃!
ワタシ、車の絵とか下手なんでわかりにくいんだけどトラック(上のないやつ)に軽トラみたいのをうまく逆L字がはまるように積んでて、しかもうまくはまるようタイヤとかないのね。
で、更に其の上にまた逆L字で重ねて更に・・・で、あんまり驚いたので数えたら8台もつんでんの!!
もう8台目なんか土台のトラックからははるか遠く宙に浮いちゃって・・・
これが例の事故なんか起こした日にはドンだけトラック散るやら。
でも「最大積載量」とか完全なる無視っぷりがちょっとかっこいいのね。
危ないけど、そういうの無視して「積めるだけ積んじゃおう!」の意気が超カッコいい。
ハンドで持ちすぎて超過をとられるワタシにはそういうの響くな。

旅噺★このたび其の十七 無茶く旅情

投稿日 2007.06.07, by gyorin

20070606.jpg
上海の工場は、上海とか言ってるけどほんとはあるのは無錫。
あの無錫旅情の無錫です。
上海?3、4時間車をとばすわけなんだけど、ワタシずっと上海のつもりだった。
日本でいえば静岡あたりにいる感じね。で、「東京、結構栄えてないとこもあった」みたいな。
で、無錫の高速道路のサービスエリア(あるんだ!)みたいなのに寄って、まあさすがに寂れているんだけど・・・。
がらーんとした湿っぽい事務所?みたいなサービスエリア。
日本みたいに結構大きいトイレがあって乾物屋が一軒。食堂が一軒。
そこで昼飯を食べたけど超まずかった・・・。
で、まずいのもまずいんだけど、それはともかく。
忘れもしないのが交通事故ポスター。(トイレでたとこくらいによく貼ってある戒めのやつね)
「スピードはこんなに危険!!」「こんなに悲惨!!」
て感じで赤字で戒めてんだけど、その写真がスゴイ・・・!!
超死体!超悲惨!!顔にモザイクはかかってるけど、もう目を覆うような悲惨な死体がごろごろ・・・
なんという無茶なポスター・・・
こんなん載せんなよ!こんなん刷るなよ・・・
もうそれが目に焼き付いちゃって、おみやげに買った無錫名物の魚の干物なんか食べてると気持ち悪くなっちゃう・・・。ワタシの中の無錫は「旅情」から「死体」へ変貌。ワタシの旅情をかえして。

旅噺★このたび其の十六 伊勢丹ちでお茶をいただく

投稿日 2007.06.06, by gyorin

20070607.jpg
また帰ってきました。
もう旅噺やめようかと思ったけど、やっぱり異国の状況は面白いので記します。
上海なのにやっぱりなんて中国・・・なかんじが書かずにはおれない。
ちょっと手違いがあって、初日は空いてしまいました。
なのでこの間見れなかった「近代的な街」を練り歩くことに。
「近代的な街」は超その辺の日本にありそうな店が並ぶ街。
普通の渋谷って感じで中国らしさに欠けるんだけど、いきなり超異臭とか、路行く人がいきなりケーキを歩き食いとか、路地を見ると怪しげな鍋で老人が何か売ってるとか・・・中国を忘れそうに成るとそういうのが現実に引き戻してくれます。
私たちのやりたかったのは「上海の粋なテラスでお茶」。ほどよく疲れたのでお茶場を探すことに。
いい感じに上海伊勢丹登場!
「屋上のテラスでBAR」みたいな紙があって、「ティータイムはカフェテリア」的なことも!!
いいじゃん!!で、屋上(13F)に向かうんだけど9階くらいからいきなりエスカレーターがなくなっちゃって、進めず。
「ないんだけど」とかいってとまどってたら凄い陰気な階段発見。
階段覗いたらコワイ中国人のおじさんが座ってて、とてもカフェテリアなさそう・・・。
ぼーっとつったている監視員みたいな人に「カフェ?」とか聞いたら「は?」みたいな顔されたんだけど指差しでエレベーターを指してくれました。ほっ。なんとかいけそう。
やっとたどり着いたらとてもやってなさそうな場末のバー風な店。
中からは日本の午後ワイドショーみたいな音が・・・。
入っていくと2人いた女性がはっとしてふりむく。
「あ・・・イラッシャイマセ」と、突然の客にとまどう二人。
「テラス?」とかいうと、とまどいながらも「オーケー」とか言って貧相なドアを開けてテラスに通してくれました。
・・・テラスはなんか人の家のベランダみたいで。
私がオーダーしたアイスカプチーノはトテモ薄かった・・・。しかも凄いビッググラス。
かき混ぜて泡をなんとか出したというような努力が見えました。
常務がオーダーしたエスプレッソはアメリカンの如く。でも大量なのでお得。
強風に吹かれながら人んちのベランダでお手製の飲み物を飲んでる感じ。
でもウエイトレスはいろいろ世話を焼いてくれようとしてかわいかった。
伊勢丹でティータイムというよりは伊勢丹ちのベランダで飲み物のんだという印象の上海のひとコマ。