魚屋蘭舞 RAN BLOG

砂漠の次は、「海をゆく」。

激しい波を分け行く猫たち。

皆勇ましく泳いでいます。

溺れそうなにゃんこもいますが。

往年の版画を思い出すような構図ですが、

ちょっとしたパロディ作品のような仕上がりです。

今回の自慢はうっかりきれいに塗れた空かな！

彩鳳堂さん「SAIHODO　TRAVEL」

http://homepage2.nifty.com/saihodo/exhibition_g_travel.html

一風変わったものを描きました。

6月の小品展「SAIHODO　TRAVEL」http://homepage2.nifty.com/saihodo/exhibition_g_travel.html出展予定の一枚。

テーマが「旅」ということで、砂漠をイメージした作品です。

最初この展示には版画背景を挑戦しようとしてたのですが、

ちょっと版画がうまくいかないもんで、

普通に絵の具で描いちゃいました。

これも最近得意のローラー作戦で綺麗に金が塗れたのですが、

画廊さんに絵を渡す前日、悲しいことに。

なんとまあ、いとしの黒ちゃんが水バケツを倒してくれちゃって・・・

妙なもやの入った空になってしまったのですが、

逆に「日本画みたい」というコメントもいただいたので・・・これで・・・いってみようか？！

どことなく哀愁を帯びさせたツモリの旅シリーズです。

チャリTシャツで販売させていただきましたファイトーホク原画が仕上がりました。

こちらは台湾（YOUNUG ART TAIPEI http://www.youngarttaipei.com/en/index.html)のほうにだしてもらって、

売上金寄付の予定です。（しつこいけど売れれば、ね）

「日本」に集まる心意気を図にした感じのコンセプトです。

ところでこの背景の白、これで見ると白なんですけど、

ほんとはパールなんです。

改めまして最近、ホントウにパールがうまく塗れていて嬉しいのです。

心意気が東北の皆様に伝わりますように。

昨今において、一番「売れろ！」思念を送った支援作品です。

ちなみにチャリTシャツのほうは店舗のみ在庫在りとのことです。

是非、という方はコチラまでお問い合わせください！超限定数発売です↓

わちふぃーるど新宿ラビリンス店　http://www.wachi.co.jp/mt_shop/ws0350/

わちふぃーるど吉祥寺ラシカノイ店　http://www.wachi.co.jp/mt_shop/ws0432/

わちふぃーるど広島アルパーク店　http://www.wachi.co.jp/mt_shop/ws0285/

鈴生りシリーズ2。

こちらは「ソウカイ」と納得の爽快面をした鈴生りです。

「オヤ」に負けじと、猫みっちり。

昔に比べて、ずいぶん色塗りが上手になったように思います。

フンフン、なるほど、

おや、そうかい。

台湾で頑張ってコイよ！

台湾のアートフェアに出展する２点が仕上がりました。

「猫鈴生り」シリーズパート1、「オヤ、」。

いつものように猫が鈴なっています。

全容はこんな感じ。

「親」ではありません。

「オヤ、」と、興味を魅かれた猫のシーンを切り取っています。

「オヤ、ナンダロウ」

首輪のワンポイントに魚が効いています。

もちろん周辺の猫たちの目は釘づけ。

チョウチョなんて飛んできて、

にゃーん、と飛び出したら、きっと無数の猫にぱらぱらっとわかれちゃう・・・・。

そんな続編も描いてみたいですね。

できました?。

以前お知らせした支援Tシャツ、地口風に言わせてもらえば「チャリT」。

（↑Tシャツ作るところって多いけど、「チャリティーTシャツ」と書いてあってどう考えても「チャリT」がぴったりと思うんだけど、皆使わないのはこんなときに若干ふざけてるからでしょうか・・・すみません。）

皆で集まり「日本」をつくる、

日出国の象徴、日章。

ここには震災直後から現地で活躍を続ける自衛隊にも賞賛の意を込めて。

とべたな配置ですが「明るく日を照らして日本をつくろう」のメッセージを込めました！

昔から、日の丸とか日章って、スバラシイ記号だと思っていたけど、（数ある国旗の中で一番カッコイイ！）

こんなときに、ほんとにまさにの記号ですね。

こちらは税込￥2100、売上全額を日本赤十字社を通して義援金寄付させていただきます。

自分の実力資金よりはたくさんになるかなと思っての企画です。

こういうの、強引に売りつけるのはあれですが、

「寄付したけどしたりない」とか、

「寄付したいけど1万円振り込みまでは手が届かない」とか、

「せっかく寄付なら買うか」とか、

「地口のTシャツが安く売ってるから」とか、

「ただなんでもいいからTシャツ欲しい」とか、

なんでもいいので、買っていただければホントに嬉しいです。

原画をちゃんと書いて、コチラの売上金も寄付予定です。（売れればね・・・）

販売先はこちら

・わちふぃーるどオンラインショップ　

https://wwws.wachi.co.jp/onlineshop/serch.cgi?serch=pgr_cd00714

・わちふぃーるど新宿ラビリンス店　　03-5919-2334　http://www.wachi.co.jp/mt_shop/ws0350/

・わちふぃーるど吉祥寺ラシカノイ店　0422-40-5524　http://www.wachi.co.jp/mt_shop/ws0432/

孫さんとか、スマップとか、もう全然小さな小さな取り組みですが、

少しでも復興の手助けができればと思います！

震災から2週間。まだまだ酷い状況が日々伝えられてきます。

さて、皆様のところ、停電はいかがですか？？

うちもがっつり停電区域です。

初の停電のとき、駅から出るとぽっかり大きな穴が・・・

ありゃーなんだろうと思っていると、駅ビルだったんですねえ。

電気で明るかったんですねー、あそこは。

ロータリーに出るとタクシーの灯りと、なんだか禍禍しいパトカーの赤色灯。

遠くではウーウーと消防車みたいのが走り回っており、

やっぱりただごとじゃない感満載でした。

最近は緊急地震速報を聞くために日々ラジオをつけていますが、

ラジオの投稿ネタももっぱら停電時のアイデアが多いです。

子供が怖がるとか、筋トレして暖かくとか、

皆さん停電を悲観的じゃなくこなしていくというアイデアが多いですね。

で、ワタシのアイデアはこちら。

電池の確保に乗り遅れ、自宅には過去から電池の入ったままの懐中電灯が一本・・・。

いざという時用にとっておきたいので、停電ごときには蝋燭を使いました。

しかも蝋燭も乗り遅れて入手できなかったので、アロマキャンドルなんだけどね。

で、このアロマを3面鏡の前においてみましたところ、

あらまあなんてことでしょ！

ぼわ?と部屋全体が明るくなった・・・

まあこの手、狭い部屋に限りますが。

これから長くなるという話なので、なんとかフツーにこなしていきたいですね。

だってたかが停電。たかが3時間。

だけども工場なんかは本当に大変。仕事にならないですね、ほんっとに。

なんとか考慮して実施していってほしいものです。

日本の技術、なくなっちゃいかねないですからね。ほんっとに。

東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、行方不明の皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。また皆様の復興を心より応援申し上げます。

大変な被害が日々伝えられる関東東北大地震。

当日は埼玉の会社での地震で、幸いこちらはそのへんのものが落ちたくらいでしたが、

直後のニュースではどんどん迫る津波の映像が「ＬＩＶＥ」表示で放映され、目を疑いました。

あれから10日、だんだんと復興を取り戻しつつある東北地方ですが、

日々増えていく死亡者数や行方不明者数にはほんとうに悲しさと恐れを感じます。

身近な人々から聞かされる、灯油や食料の不足などもほんとに深刻なことと思います。

「おなかすいた」とか「寒い」とかなんて、うかつに思えないですね。

余震もまだまだ続いていて、毎日の「緊急地震速報」に脅えています。

東京でさえびくびくしてるのに、被災者の皆様方はどんなにか嫌でしょうかね。

まだまだ余震の続く中でつらい日々と思いますが、

自分たちにできることをなんとか考えて復興に少しでもご協力できればと思っています。

それで今回地口屋でも復興支援Ｔシャツの制作を考えてみました。

無名作家のＴシャツなので、大した額にはならないかと思うんですが、

少しでも多くの方々にご支援いただき、販売全額募金させていただく考えです。

とはいえ、最近思いついたもので詳細未定なので、また改めてお知らせさせていただきますね。

その節はどうぞご協力いただければと思います！

停電なんかも、もっと強力な協力になれるといいんですがね。

なんかないですかね、できること。もっと。

さて、先週ですがまた黒ちゃんの元気が異常にない・・・

ニンゲンでもちょっと調子悪いことだってあるし、大したアレじゃないよね?・・

あ?、でも異常に元気ないし・・・病院もすぐ下だし・・・

もっと具合悪くなって後で後悔するのはきっとワタシ。

というわけで連れていったところ、不整脈を発見！

度々の癲癇発作のようなものも、こっちから来るんじゃないかということになり、

更なる検査をすることになり、「ホルター心電図」というものをとることになりました。

これは人間もよくあるみたいで、小さな機械から出たコードを体に貼って普通の暮らし状態での心電図をとるというもの。

また一年ぶりに毛刈りをすることになり、

更に機械をしょってないといけないので、

ふりふりチョッキを着て帰ってきました・・・

このふりふりが、黒ちゃん気に入らない！

元々首輪くらいで嫌なあまり倒れて動かなくなってしまう黒ちゃん。

機械入りのチョッキを気に入るわけがなく、

チョッキに押しつぶされて平たいまま動かない状態となってしまいました。

移動はほふく前進。←こんなで「普通の状態」なんだろうか・・・？と思いますが。。

でも実際、たかがチョッキなので大した重さじゃないんだけどね・・・

何かというと脱ごうとして足や首をひっかけるもんで、

だぶついた部分を全部縫ってしまいました。

めちゃくちゃなラインになった糸だらけのふりふりチョッキを着て、今日も黒ちゃんは芋虫のように移動します。

なんとか原因が見つかってよい治療法が見つかるといいですが。

あと少し！頑張れ、ふりふり芋虫。

なんだかすっかりブログをさぼってしまったようです。

気が付けば2月も終わらんばかりですね。

素敵なアトリエを手に入れながらも、

なかなかうまい活用を未だできていなかったワタシですが、

いよいよ新たな挑戦を試みました。

本を仕入れたり、材料を仕入れたり、

実はちゃくちゃくと準備は進めていました。

ワタシの新技とは・・・版画！

超初歩的な木版画です。

早々に原画をこしらえ、早く彫りたくてしょうがない。

15年くらい前に使っていた名前入りの彫刻刀はものすごい切れ味の悪さ。

ノリノリの自分は仕事が早い！

雨の中バイクを駆って彫刻刀を仕入れてきました。

あゝ楽しい、彫りの時間。

素敵なアトリエは夥しい木端だらけ。ワタシも黒猫も木端まみれ。

次は早く刷りたい。早く見たい。

初めての木版画は、超微妙な刷れ具合。

「でもいいじゃん、雰囲気でてるジャン」

自分を励ましつつ、あと一歩イマイチな和紙がたくさん刷れました。

帰ってきた夫に見せたら酷評。

しかも本をもう一度よく読んだら、

刷る和紙を湿らせてませんでした・・・

版画マスターはまだまだ遠そうです。

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「アトリエ日記」をご覧の方々はすでにご存じのことと思いますが、

先日おじいちゃんが他界しました。

おじいちゃんは超高齢ながら、ワタシの個展も見に来てくれて、

凄く半端な出来の「猫の降る街」という絵を凄く気に入ってくれ、

半端な仕上がりが恥ずかしかったのですが、あまりの気に入りように、

ワタシは誕生日にプレゼントしたのでした。↓（20100528）

こういう絵を版画で表現できたらと思います。

きっと綺麗な出来上がりになると思います。

もっとうまくできたこの絵をもう一度プレゼントしたかったです。