くろの話~葬儀編~

Posted on 4月 22nd, 2021, by gyorin

相棒のくろが亡くなって、49日。

今日は猫の葬儀について、情報も含め書き記します。

前にも描きましたが、亡くなる前夜、一晩付き合っていたのでいざというとき用に、葬儀について検索してました。

私の過去の経験で言うと、どの動物も葬儀屋が猫を引き取りに来て、骨が返ってくるというのが、お決まり。

しかしながら現代にて検索すると、「ご家族様立ち合い葬」の文字が並んでおり、どうせなら立ち会いたいと心にメモしました。

で、亡くなって落ち着いて電話したら、何と火葬車が自宅へ来るというではありませんか。

どういう状況かよくわからないのですが、自宅で火葬?どうゆうこと?せめて夜に…と、没日夜を指定。

たった一日の最期のお別れをして、せっかくなので近所に住む両親と叔母にお葬式の通知をしました。

さて夜になり、好奇心とお悔みをもって、皆集合。

ちょうど火葬車が登場。なんとただのワゴン。会社の運搬に使ってるような。

後ろのところに火葬炉が設置してあるようです。

葬儀の方は神妙な面持ちで、お悔みを言い、しめやかに手続きをしてくれました。

たくさんのお花も一緒に入れてもらい、ちょうど満開の桃の下で、くろは天へ上りました。

ちょうど亡くなる1週間前くらい、外へ連れ出し、最期のお花見をしたところでした。

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ところで火葬車はただのワゴンでしたが、燃焼のときには後ろドアを全開にしており、

桃の下に停まった火葬車はドア全開のままそこから1時間ほど燃焼を続け、ワタシは隣でじっと見ていました。

しばらくすると、最期の準備が始まり、

葬儀屋さんが人の葬儀のように銀のテーブルと銀のトレイ、銀の長箸を並べていきました。

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ここは路上…。

丁寧にしめやかに準備してくれるのですが、如何せん他人の目が気になります。

広い空間だったので、結構広々並べてくれて、やや焦りました。

本当に夜にしてヨカッタ…。

骨は、意外にも太くてしっかりしており、葬儀屋さんは「これは足」「これはしっぽ」と、丁寧に説明してくれました。骨が真っ白で、感動しました。

驚いたのは「爪の骨」。

外に出てる爪の中の爪らしいんですが、すごい爪で、これは家族3人、1個ずつもらいました。

あと、しっぽの骨を並べてくれて、まっすぐできれいだったしっぽの先も、手元に残すことにしました。

ちなみに骨はいずれダイヤモンドにして一生添い遂げようと思っています。

やっぱり相棒だから。

ポケモンのサトシも、もしピカチュウが亡くなったらやっぱりダイヤにするんじゃないかな。

おうちが大好きで、外へ出てもすぐに帰ってきちゃったくろ。

家族に囲まれ、大好きなおうちで、桃の下で、本当に温かい、いいお葬式でした。

これからも桃を見るたび、くろを思い出せそうです。

そして今後の知識として、出張葬儀はすごくお勧めですが、あくまでも夜の時間帯をおススメします。

 

 

 

 

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