チョットだけアートの季節到来

Posted on 9月 29th, 2014, by gyorin

新兵器の電子ペン投入で、筆がかるくなると思いきや、そうでもないものですね。

描くネタは頭を巡るんですが、なかなか実行に移すのは難しい…。

だってほら、坊ちゃんがあっちいったりこっちいったり、反り返ったり…と、まあ言い訳はこれ位として。

久々にアートチックな活動です。

一昨年からお世話になってます、エフ商会さん関係の雑誌にまた載せてもらうことになりました。

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これの左のほうね。「EFU STYLE BOOK」というエフさんのまるごと本にわずか載ります。

9月30日発売!

「マイコちゃ~ん、本、載らな~い?」「載ります載ります」

そんなノリで、本て載れるんですね。

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見てないんでわかりませんが、おそらくエフ商会レーベルのコラボデザインの一人としてこんなカットが乗るはず。

エフ商会さんのレーベルで魚屋蘭舞(ペンネーム)コラボTシャツとして、今までに3作デザインさせてもらっています。

昨年発売の達磨は早々に完売、猫も追って完売だとか。

今年発売の福助はやや在庫があるものの、自分ながらに随分売れるんだな・・・という印象です。

撮影はエフさんのいろいろを撮るということで、ワタシ単体ほかエフさんのデザイナーさん達と「打ち合わせ風景」というのを撮りました。

エフさんではデザイナーの打ち合わせはしないらしく、ここだけのハナシ、完全ヤラセ。

「じゃあ打ち合わせっぽく」「椅子囲んで」「椅子ないです」「じゃあいっか・・・」

社長の意向で「アーバンな感じ」というのがあったようで、薄暗いへやでデザイナー陣がテーブルを立って囲む、

実際にはあんまりなさそうな画に混ぜていただきました。

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前にも書きましたが、エフ商会さんはかつての地口屋時代の憧れの的。

つくづくこうして今関わらせていただいていることに、感激を覚えます。

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しかし、社長はなかなかユーモアあふれる自由人。

なかなか話が進みません・・・。

今回も来春新作Tシャツをだしてもらえるとのことで、デザイン案(といっても過去の絵画下絵)を持って行きましたが、

結局どうなったのかヨクワカラナイ、今現在。

過去に描いた猫が猫になってる絵をフューチャーすることになったような気がしますが、

なんかほかのもやるかもしれない、今現在・・・・。

この仕事はなかなか掴めません。

自分がどう出て良いのか、自分がなんの立ち位置なのか・・・。

締切はいつなのか・・・どこまでデザインするのか・・・。

もはや仕事なのか、趣味なのか・・・。

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それでも原画をパス化したりすると、ぬるりとした仕上がりがなんか気に入らない。

ワタクシ唯一のこだわりはペンの線と猫の顔だから・・・

誰もそんなとこ見てないのわかってるし、自分もTシャツ化すると実際気づかないんですが、

このささやかなこだわりが、ワタシの少しだけ残ってるアート魂なんでしょうか。アナロガーのこだわりでしょうか。

気を抜くとアートから遠ざかるワタシに、再びチャンスを与えてくださるエフ商会さんに感謝です。

なんとかチャンスを生かしたいんですけどね、どう活かしていのやら。ノーアイデア。

ところでワタシの職業を画家だかアーティストだかと思っている方が結構多いんですが、違います。

職業は革工場の部長です。

 

 

 

 

 

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