木彫りのつもり?!

Posted on 8月 7th, 2011, by gyorin

三月から心臓病が発覚した我が家の黒猫黒ちゃん。

1日2回の投薬が日課です。

それにしても、この薬かなりマズイようで、すっごく嫌がります。

黒の爪先程度の薬を3粒、ニンゲンで換算したらかなりのでかい薬。

すごい不味くてそれを3個はそりゃあ嫌だよね。

水に溶いてスポイトで飲ませるんだけど、ぶくぶく泡吹いて抵抗します。

で、薬タイムに近づくと、家中を逃げ回ってみます。

だけどやっぱり猫だから、ワンパターンですぐ見つかる。

それが先日、いつもの隠れ候補にいない・・・。

所詮家の中だろうと油断していましたが、呼べど探せど、どこにもいない・・・。

すべての部屋を探し回り、だんだん焦ってきました。

気が付くとベランダの窓が開いていて、もしや落ちた・・・?!

夫は外を探しにいくため着替え、ワタシは再度各部屋を確認。

「いない・・・」

・・・と、思ったら!

アトリエ部屋の端の倒れた板、の下に鞄・・・と、黒い置物が・・・。

なんだこの置物は。

なんとまあ、よく見たら黒い置物の中にきらきら光る黄色い目が。

板の下にちゃっかり収まって、呼びかけにも応えず、四角く置物化してる黒ちゃん。

隠れ場所に限界を感じ、擬態を思いついたのでしょう。

その姿は木彫りのお土産のようでした。

あえなく木彫りの置物は捕獲され、泡を吹く薬を飲まされたのでした。

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