画家なきゃ 其の一:珍魚百景
描かなきゃ。またアートフェアの誘いがきました!
思い出す、去年の苦しい苦しい画家暮らし。
一年中頭には絵。何をしても絵。何もしなくても絵。絵。絵。
言われなきゃ描かないワタシ。言われると張り切るワタシ。でも苦しがるワタシ。
「絵好きなわけじゃないし」とかいうのを盾に苦しがってきましたが、気づきました。やっぱ好きかも。
昨年11月に地獄の日々が終わって清々した、と思ってたけどやることないとなんか寂しいのね。
しかもワタシ結構趣味ないし、絵がなくなると取り得とか危うい。
だから今回8月のアートフェアの誘いがきたときにはちょっと嬉しかった。
「もしさー時間あったらさー描いてみない?でも仕事忙しいかな?」
「あー、暇です。暇なんです。最近は。描けます描けます。引っ越して暇だし」
取り逃がしてはイカンとべらべら暇を強調。
で、一枚目がこちら。「洒落珍魚百景(しゃれちんぎょひゃっけい)」(まだ終わってない写真だけど)
勿論金魚にかけてます。
ブログにも載せたけど、前に見に行った観賞魚に打たれて描きました。
真中は度肝を抜かれた丹頂。右から黒出目(雲出目)、有水泡(流水包)、三色出目(繁殖出目)、流金(龍金)。柄で洒落を表現。
しょっぱなのやつってチェックが入るから緊張します。「やっぱ今回はいいや」とかなるんじゃないかと。
今日チェックだったけど、合格っぽい。あーよかった。
しかもパンフに載るとか載らないとか・・・。あーよかった。
色が綺麗といわれた。先輩にもチラ見させたら「グラデーション綺麗!どうやったの?」っていわれたんだけど、ワタシグラデーション超苦手。どうやったか全然覚えてないや。そんな誉められるならメモでもしときゃよかった。
ところで題名とかって自分でつけるときは「いいじゃん」とか思うけど、人に言うのって嫌。
今日も「これ題名は?」「あ、ここに・・・」「しゃれちんぎょひゃっけい・・・フーん」みたいな。
超恥ずかしい。百景とかいって百もないし。五個だし。
だいたい洒落の説明とかも聞くもんじゃないよね。察してくんなきゃ。
さあ次!頑張るぞー!!