魚屋蘭舞 RAN BLOG

先週末、ダヤンのペットフード販売の会社から「日本観賞魚フェア」のチケットをもらいまして、いってきました。
観賞魚・・・なんともそそるネーミング。
元来魚は見るのが好きで、全然種とかは詳しくないんだけどあの鱗とか鰭とかなんかぐっとくる。
観賞魚つーたらその鱗、鰭系の争いの最たる場でしょ？
だって「農林水産大臣賞決定戦」だなんて・・・。しかも協賛が「全日本錦鯉振興会」とかっつって！日本を競うわけでしょ？観賞魚が。これは必見！！とやや辺鄙な場所にも関わらず出向いてきました。
辺鄙とは江戸川区の「船堀ホール」。あたりまえだけどはじめて行きました。
なんとなく「フェア」を名乗るところでギフトショーばりのものを想定していたので、ちょっと虚を突かれましたが・・・。
が！！会場に入るなり！！！
所狭しと並ぶ水槽。しかも小さ目の水槽なのでこれまた所狭しと巨大な金魚が1匹ずつはいってるわけですよ！！しかも金魚、でか！！！こわ！！！
「金魚」とか括ってるけど、なんかいろいろ種があるようで「なんとか部門」みたいに部門分けされてたりして。
ほんとこの迫力、「金魚」に一括りできないわ。これ金魚？みたいなナリのやつばかり。
いちいち「見て！こわ！」と教えたくなっちゃいます。
やはり印象的なのは巨大ならんちゅう。頭にもこもことミカン（の缶詰）を載せて悠々泳ぐ巨大らんちゅう。頭のミカンと鰭の美しさの対比がお見事。ぬらぬらと輝く鱗も得も言われえぬ美しさ。
らんちゅうって良く見ると、ミカンの下に押し潰された顔があって特有のヒヨコ的な口してんのね。
で、天女の羽衣のような鰭をふわ?っとさせてゆうらり浮いてるとまるで「お嬢さん」。
あと見方を変えると「AKIRA」のアニメのテツオ。（わかる？？）
あとは巨大黒出目も怖いね！出目金て最初から怖いけど、でかくて黒くて目が他所向いてて・・・あれは怖いよ。
そして衝撃的なのは「背鰭有水砲眼」袋のようなものを不自然にぶら下げて、全然気にしてないの！
その袋なんか血管が浮いちゃってもう今にも破れそう・・。
後にネットで調べたら「背鰭有水砲眼（水泡大7センチ）」とかっつってどうもこの水泡のでかさも肝みたいね。
あと「丹頂」っていうやつもらんちゅう系で頭のみ真っ赤。あと白！みたいなコントラストが素晴らしい。
こいつもらんちゅう顔なのでヒヨコ口してて見てるとだんだん愛らしくなってくる・・・。
見にきてたおじさんが「オイ、元気か。そうか」とからんちゅうかなんかに話し掛けて水槽をチョコチョコ叩いてて、きっと親だね。あれ。
あと他のおじさんは「・・・わからないでしょう。私は長いからね」みたいにおばさんに観賞魚について熱く語ってたりして、趣味の人はいるもんだと思いました。
いやいや、面白かった・・・。
観賞魚をまともに相手したことなかったけど、これはいい体験だった。
かなり衝撃的だったね。魚にこんなに驚かされるとは・・。
まさにぎょぎょぎょだよ。行ってよかった。
帰りにくじで魚のポスターあたった・・・。行ってよかった・・・。