魚屋蘭舞 RAN BLOG

おばんですー。

やっと涼しくなってきましたね。

突然ですが、最近革細工に凝っています。

（最近ってホントに最近、昨日とか・・・）

自慢のアトリエは半分革工房になりました。

ワタシの本職は革デザイナーで、工場と隣り合わせでもうカレコレ8年とか9年とか・・・

入社当時こそ、革を切ったり漉いたり、それなりにアレコレやってましたが、

パソコンでパチパチやるようになってもう何年？

そんなワタシが4月くらいに急に革に目覚め、

10年ぶりくらいに革版画をはじめ、

会社で化石化しそうなミシンを手に入れようとしたものの重くて断念・・・

気を取り直して見様見真似の手縫いを始めました。

会社の革職人に指南を乞い、道具をそろえたのが7月だか8月だか。

また革の道具が多いんだ、コレガ。コンナンイルノカ？ホントニ・・・

道具はそろったものの、なんだ？これ？的な道具もちらほら。

しばらくほっときましたが、この週末、やっと初心者本を買って、革包丁を手にしました！

長かったー。ここまで。

「正しい」道具の使い方をマスターするため、ただいま独創的なパスを作成中。

楽しい?、でも大変?。工場の設備ってばすごいな、やっぱり。

目指すは「見たことない感じの革製品」。

独創的な作り方がどう仕上がるのか楽しみ。

しかし革包丁ってめっちゃ切れるね。

いまさら発見ですが・・・

お久しぶりです。

さて、すでに革工房などチェックされている方はご周知のことと思いますが・・・

http://koubou.wachi.jp/backstage/back/detail.html?eid=00303

そう！NHKにでます！でちゃいます！

会社が！ワチが！ワタクシが！！

てか実際うちの会社のTVじゃないんですが、OEMで制作させていただいている「人気キャラクターの財布製作工場」扱いなんですが・・・

でももう会社では一大事。

「取材がきます」・・・シーン（本の取材はよくクルのでもう驚かない）

「今度はTVです」・・・ざわっ

「NHKの『東京カワイイTV』です」・・・どよどよ「見てるわ?（どこからか上がる声）

収録日前日は大騒ぎ。

「少しでも画面の端にダヤンを映そう」・・・と、あらゆるところにダヤンが見えるよう配置、

お客様室も徹底的に片付け、どこを撮ってもモザイク処理しきれないくらいダヤンをちりばめました。

パートさんはもちろん全員ダヤンエプロン着用！

そしてワタシはダヤンT着用！

実は「素晴らしいプリント技術」が肝なんですが、企業秘密で教えられない・・・

しょうがないので、オペレーター（の役もやっている）の私のパソコンを映すとかなんとか。

こりゃ?大変、机周りも正月以上に片付けました・・・・

当日は結構な人数のスタッフ様が来社。

あのモップみたいなのも持ってきました。

裁断シーンから詳しく撮影、かなりの時間を掛けて財布のできるまでを追いました。

そしていよいよ、ワタシのオペレーターシーン！

更には「プリント現場についてこようとするTVをふりきって去っていく」の小芝居（2回）までし、

どんだけうつっちゃう？！という手ごたえ。

いよいよ今週末に放映を控え、吹聴してもOKの期間になった一昨日、メインのキャラブランドからメルマガが・・・

「・・・Jetoy Japanのスタッフも参加した撮影は、2日間にわたりましたが、放映時間はたった2?3分(!)とも聞いております。」

えぇ?・・・メインブランドの枠で2?3分？！

じゃあぁ、ワチの出番は・・・

というわけで、うっかり目の端に写るかもしれないTV、万が一ご覧になるようでしたら土曜日お会いしましょう！

★東京カワイイTV★

2012年9月1日（土曜）
23時30分?23時59分【NHK総合】

とほほ・・・

今日で盆休みはおしまい。

今年は西伊豆の海へ行きました。

そして今日はこちらを完成↓

東北福島の小名浜大漁旗コンペに応募の大漁旗デザインを作成しました。

最近シュノーケルが大好きで、あれこれ潜っています。

先日見たテレビで、海の生物写真家が東北海に潜っていました。

震災以降すっかり生物が見られなくなった海でしたが、

時が経つにつれ、じわじわと生命が戻ってきた・・・という内容でした。

早くよみがえるといいです。

東北の海！！がんばれ！！

（西伊豆のシラスのような小魚：一面銀世界で夢のようでした！）

週末は夫の試合の応援に行ってきました。

夫はフットサルをやってるのですが、結構応援行きます。

未だにあんまルールとかわかんないんだけど・・・

前夜から描きはじめた応援太鼓。

試合開始1時間ちょっと前に完成！

これをバンバン叩いて応援します。

実はこれ、2号。

1号・2号共に沖縄の小太鼓をベースにしています。

ドンだけ派手な応援団かというと・・・

おもな団員はワタシひとり・・・

4年近く応援に出向いてますが、だいたいひとり。

応援のセリフも「がんばれー」しか思い浮かばない。

（「切り替え！」とか「打って―」とか他のチームは黄色い声が飛び交いますが、ルールもろくすっぽわからないくせに生意気かと）

あと声が小さくて多分届いてない・・・

黙って座ってるのもスカシテルミタイ。念じてるんだけどね。

で、思いついたのが小太鼓ね。

「いけー」みたいなときはドンドンドン！

「切り替え！」はドン！ドン！

でもひとりなので、敵がうるさくて生意気と思ったらどうしようとか

応援チーム内の指示が太鼓のせいで聞こえなかったらどうしようとか

間違えて敵の活躍で打っちゃったらどうしようとか

打ってるリズムがださかったらどうしようとか

結構気を使います。

間に合いました?

ぎりぎり。

stationシリーズ、〆は「東京」。

東京駅に入っていく猫。

丸の内や・・・

八重洲口。

そして〆は・・・

銘菓「ひよこ」。

さあ、いよいよ今週末から！

彩鳳堂画廊「ＳＴＡＴＩＯＮ」

6/8（金）?6/23（土）　10：00?19：00※日曜休廊

初日は「ＧＩＮＺＡ画廊の夜会」で21：00までやってます！

http://homepage2.nifty.com/saihodo/exhibition_g_station.html

お時間あればぜひお越しください！

ちなみに全部の裏には

こうしたサイン（ぷっ・・）と10年前から使っているお手製判子入り。

買った人だけ楽しめます・・・

では、ベトナムへいってきます！

絵の期限が迫ると、日記の更新も順調です。

彩鳳堂画廊「ＳＴＡＴＩＯＮ」

6/8（金）?6/23（土）　10：00?19：00※日曜休廊

初日は「ＧＩＮＺＡ画廊の夜会」で21：00までやってます！

http://homepage2.nifty.com/saihodo/exhibition_g_station.html

地口絵、駅シリーズ３弾は「新宿」！

新宿は「新宿地口屋」があったので、ワタシには特別な土地です。（今思い出した・・・！）

だから特別に空を光らせてみました。

「都会の光」って感じでしょ。

この猫たちはたむろしてます。都会っぽいでしょ。

そしてやっぱり新宿と言えば・・・

・・・

↓この穴に落ちてる人と上の二人はセットです。

←この人は穴に落ちるためだけに登場。

そしてやっぱり「新宿地口屋」聖地・・・

柄の悪い感じが、新宿らしいでしょ。

３作で終わりかと思いましたが、奇跡的に出張予定が延びたので、更に〆の「東京」にかかりました。

あと1週間・・・間に合うか？！

総計１４人の作家が描く「ＳＴＡＴＩＯＮ」

お時間あったらぜひお越しください！！

今朝は世紀の天体ショー！！

見ましたか？金環日食。

巷では日食グラスが売り切れ、ニュースは金環一色！

「天体なんて・・・」と斜に構えていた３日まえ・・・

日を追うごとに世間の金環への期待は上昇。

元々、なんの興味のないものでもまわりが騒ぐと乗らずにはいられない。

ＷＢＣ、ワールドカップ然り・・・

に、日食グラス・・・日食グラスが欲しいっ！

と探し回ったのは昨日の夜。欲しいモノランキング１位に急浮上！

バイクに飛び乗り、そこら中の商店を走り回ったものもちろん１００％売り切れ・・・もう見られないのか？日食。

いやまさかそんなはずはない

ほーらね、あった。手作り日食グラス（？）。の作り方。

そうして夜中、ラップの芯とアルミホイルでけなげに工作。夫の分は牛乳パックでつくりました。

そして朝、テレビでは全国民が日食グラスで見張ってるかのようなライヴっぷり。

我が家もお手製グッズでスタンバイ！

しかし・・・さすがお手製。

超微妙な見え方・・・。ぎり、欠けてる・・・でも既に歪んでるから・・・ヨクワカラン

夫は既に手作りグラスは捨て、サングラスを二重掛け。

そして最終的に編み出した手法は・・・ムシメガネ！

夫の幼少期の体験から発案、なるほどムシメガネでためた光はくっきり欠けて、

細?いリングになりました！

はー、よかった、よかった。とりあえず乗れた。

会社から帰ると、相当マヌケなゴミが転がってましたね。

（ＴＯＰの素敵な金環はネットより拝借・・・）

ステーションシリーズ２弾！完成！

第二駅目は花の銀座です。

やっぱり東京の都といえば銀座は欠かせない！

ザ・銀座らしきタイトルバック。

妖艶なムラサキを基調にしています。

さてさて、今回の洒落はどんな具合でしょうか？

銀座と言えば・・・数寄屋橋。

今は工事中ですが、やっぱり銀座の趣のひとつ・・・歌舞伎座。

銀座もびっくりの駄洒落具合に気が抜けちゃいませんか？？

これぞ国芳イズム！

この気ィ抜け感がないと、地口って感じがしないんですねー。

「Station」って聞いて、駅の名前書いちゃうあたりなんかも「地口らしい」と思うんですね。

さあ、最後は銀座の象徴「４丁目交差点」・・・！！

・・・読めないですかね。

音と絵から、どうぞご想像ください！

多分あってます。

土曜日、かわいい後輩の個展へいってきました。

本人もかわいいんだけど、作品がまあ！かわいいこと。

↑　変な挿絵でみえにくくなっちゃってますが、すごくかわいい。

彼女は「筒描き」という日本の染色技法で作品をつくっています。

http://soucosouco.exblog.jp/

http://www.facebook.com/rie.susa

基本、生地なんだけど、すごくカラフルで独特の世界観！

ワタシにはまずない配色センスと雰囲気のある絵作り。

作りこんでて、いい作家だなと思いました。

染めを使った製品なんかも置いてたりして、なんだか自分もやりたくなっちゃった。

元々、モノ作品って好きなので帰り道はそれでアタマいっぱい。

あーなんか作りたい・・・なにつくろう

それより今ワタシがやらねばいけないのは絵。

6月に再び銀座アートフェアに彩鳳堂さんより小品出展予定です。

今回のテーマは「station」

カッコイイ構図を思い浮かべましたが、よく考えたら「駅」・・・あれっ、もしかして地口。

「浜松」・・・「鼻あつ」（鼻あつい）

「日本橋」・・・「二本出汁」

的な、大好きな地口（＝地名にちなんだ駄洒落）の出番じゃないですか。

カッコイイのやろうかと思ったけど、ここは地口で勝負かな。

「銀座」「新宿」「渋谷」「上野」・・・

最近は毎日繁華街の洒落を考えてます。

「あらそこ穴じゃ」「最後の酒盛り」「噛むでしょう」・・・さあなんでしょう？

ああ、洒落ってくだらない・・・いいのあったら教えて?

先日仕事で行った会社に

『世界の鞄博物館』があったのですが、

世界やら時代屋らから収集した鞄が勢ぞろい。

スゴイ面白かった。

その中でも印象的だったのが「シャトレーン」。

実用的なアクセサリーって・・・

すでに上にあるバッグの中に、紐の先のものを入れたら？と思うけど。

あえておしゃれに出してるんでしょうか。

↑すごい様。

「女性たちはシャトレーンにパースや鍵、ナイフなどを取り付けて持ち歩いていました」

「18世紀になると裁縫道具を下げることが多くなりました」

裁縫道具持ってどこいくんでしょう・・・？！

しかも左のシャトレーン、内容がスゴイ。

聖書、くし、鍵、ナイフ・・・やかん・・・デッキブラシ・・・

一体どこへいくのか？！

昔の西洋女性のふわっとお姫様ドレスは、

風呂に入らないので体臭が他人に臭わないよう、

ドレスの円周まで近づけないようにするためだとか聞いたことがあります。

「もっとやることがあるだろう」と思ってしまうのはワタシだけ？！

シャトレーンにも同じ匂いを感じるけど、

現代にはないところを見ると、「上のバッグにいれたらいいじゃん」に、

気が付いたのかもしれません。