魚屋蘭舞 RAN BLOG

本日（１１/２３）、例のTCAFいってきました☆
「まあ言われたから」気分だったものの、結構どきどき。
夕方ふらりといこうとか気取ってたら昼ごろ常務からメールが・・・・。。
「たーいへん！」の題名の元に・・・・
「猫茶羅が売れた！」
たーいへん！！！いいいいいいいいいくら？
「70万円！！！！」
なななななななななじゅうまん？？？？？？
なななななななななじゅうまん？？？？？？
TCAF作品/１「世海大戦」
この絵が一番最初に着手したやつ。
元ネタは勿論地口絵7月「魚介入り」。この魚介絵は5月から始めて3枚目に描いて初めて「なんて上手く描けたの？！」と自己感激した絵。
とっても気に入ってたから展示の一枚目には是が非！！と。
なんせ一枚目には「コレみて出すか出さないかきめる」という超プレッシャーがオプションだったものでなんといっても外せないでしょう。。。「ま、駄目なら駄目でラッキー」とか自分に言い聞かせたけど人間心の内は2重にあるもの。「これで外したら末代までの後悔」とかいう感も沸いちゃって。
しかしでかいね。F40。手のひらサイズで描いてたものをドンだけ拡大？？
「とにかく丁寧に」を合言葉に筆を進め。
途中でナニを思ったか突如人なんか足してみたりして。
ものすごい顔色を伺いながら探り探りできた作品。
その甲斐もあり、OKがでたときは安堵と希望と後悔ともろもろ。
これから始まる一年間の絵地獄・・・・・（言いすぎ？）
そして今飾られてる大戦を見て思うことは、人を足さなきゃよかった。
だけど一番丁寧に描けてはいます。

本日！まさにさっき！！
一年間呪縛のように絡み付いていたTCAF出展用の絵が、我が家から去りました☆
寝ても覚めても後ろでじっと座って待ってるような・・・そんな存在感の絵たち。
一年をフルに使用したわけでもないのでえらそうなこといえないけど、この嬉しさたるや！！
昨日に至ってでさえ「まあ、おわるっしょ」と甘い読みのワタシ。
どんどん時間は押し、画廊の方が回収にくるまで絵の具を広げる始末。
12時に・・・との予定で迫りくる時間と画面にいれなきゃならないものとで葛藤。
時計を見ながら「字、いける」「はんこ、いける」みたいにしてせかせか筆を足し、まさにピンポンが鳴ったそのときに最後の一筆でした・・。
絵が去り、残された私は歌を歌いながら小踊り♪「おめでとう！おつかれ！」と自分で発声エールを送る始末。そのくらい嬉しかったわけです。
さて、今回絵が一応の終了ということで、記念にインタビュー形式にてちょっと感想をいただきましょうか。
魚屋蘭舞さんです。こんにちは
蘭「こんにちは」
イ「今回無事搬入が終了ということでお気持ちのほどをお聞かせください」
蘭「もう、なんていったらいいか。夢みたい・・・そんな感じです。お話があったときも夢見たいでしたが、嬉しくもあり若干苦痛でもあったので、いまは心から夢見たいです。」
イ「なるほど。一年間ということでしたが、出張などに行かれて結構忙しそうにしていましたが描く時間はあったんですか？」
蘭「えー・・あったというか無理やりつくりました。時間はあるものではなくつくるもの。」
イ「なるほど。つくるといっても限られてるでしょう。時間は。じゃその他の時間を犠牲にされた・・」
蘭「いえ、犠牲はあまりないですね。」
イ「犠牲なくして時間は出来ますか？飲み会とか遊びとか？」
蘭「いえ、誘われれば必ずとんでいく習性があるので。金曜や連休は誰もさそわなくても無理やり相手を探しにいきます（笑）」
イ「なるほど。（笑）では具体的にいつ描いておられたんでしょうか？」
蘭「・・・・さっき考えたんですけど、よく思い出せないんですね。確かにここ２?３週間は直帰して土日もつぶしましたがそれ以前は金土日、連休は必ず出かけてたはずだし。」
イ「・・・・」
蘭「恐らく寝る時間はだいぶ削ったような気がします。あとテレビの記憶がないので団欒タイムかしら？」
イ「なるほど。すごいあまった時間ですね。では作品についてですが、一番のお気に入りは？
蘭「なんと言っても猫茶羅でしょうね。あれは頑張りましたから。」
イ「画廊の方でも評判よかったとか」
蘭「ええ、そうみたいで。大変光栄です。ほんとに大変でしたから」
イ「作品のほうは後々解説とエピソードを日替わりでお送りする予定です。では最後にこの終焉の喜びを誰に一番先につたえたいですか？」
蘭「勿論いろいろな方に支えられ、応援いただきましたが・・・ここはやはり黒猫です！！どんなに遅くともはと時計のように呼びにきて暑くとも寒くとも必ずやってきてパレットのまわりをうろついてバケツの水を飲んで・・・しまいに絵の具踏んで歩き回る・・・そんな黒ちゃんがほんとに心の支えでした♪黒ちゃん、あなたのおかげで終焉を迎えました☆わたしたちの戦いは終わったのよ！！」

きたる11/23?/25の3連休♪
身を粉にしたTCAF開催！！！
T）東京C）コンテンポラリーA）アートF）フェア
買えるアートの展示会らしいです。
40個くらいの画廊があつまるらしいですよー。
有料なんできまづいですが、よかったらいらして下さいね！！
【TCAF2007】
日時＊＊
11月23日（金・祝） 11:00?20:00
11月24日（土） 11:00?18:00
11月25日（日） 11:00?17:00
場所＊＊
東京美術倶楽部　
3階・4階　「東美アートフォーラム」
〒105-0004　東京都港区新橋6-19-15
＊地下鉄「御成門」下車2分、「新橋駅」下車8分
http://www.toobi.co.jp/club/index.html#outline
入場料＊＊
￥600
しかし詳しいことはよくわからず・・・。
なんかアンディウォーホルとかピカソとかも出展するとか・・なんとか・・・。
絵の声がかかったときからよくわからず・・・。
未だよくわからず。
何がなんだか？？？！！
1年間頭にはりついてた絵！いよいよ終焉をむかえます☆

まーた空いちゃった・・・。
「最近全然地口屋日記は更新されないなー」「もう見るの辞めよう」
とお考えの皆様！！
ご安心ください！蘭舞は復活します！
確かに、確かにこの一年、だいぶ怠惰でした。怠けマシタ。
だけどね、ソレモコレモ、アートフェアのため！
覚えてます？展示がどうとかこうとか言ってたやつ。
あれあれ。
あれがね、いよいよ！なんです！！
1年、ワタシを苦しめた・・・いえいえ、嘘ですよ嘘。
詳しくは明日請うご期待☆とにかくこれからはやるよー。
「革工房」の先輩を見習わなくちゃ！
最近絵が佳境に入り、夜中まで筆を握ることもしばしば。
今までたらたらやってたツケが一気にくるとはこーいうことか。
会社から帰ると団欒はとばしてアトリエ（ただの倉庫部屋）に篭もります。
時間は着々と過ぎ・・・日は変わり・・・寝室からは高いびき・・・
そんな午前二時。
ばーん・・・・
と突如開くアトリエのドア。何事かと振り向けばそこには仁王立ちになった黒猫が・・・。
「ニャ?ン」と一言。
擦り寄ってきて絵の具を踏み、すっかり画家気取り。
寝るそぶりを見せないといつしか消えてゆきます。
そして再び沈黙の時間が過ぎ・・・・。午前三時。
ばーん・・・・
再び開くアトリエのドア。仁王立ちの黒猫・・・。
「ニャ?ン」と今度は突然噛み付いてみたり。
これ、実は寝る誘いにきています。猫時計。必ず二時と三時に鳴る。
この三時のときにはなんとか寝かせようとうるさく頑張り、それでも寝ないと待ってます。
でも眠いもんだから座りながらこっくりしてんの。
愛しさに負けて寝ます。
終わらなかったら黒猫のせいだな。。

去る金曜日。
弊社にて盛大なハロウィンパーティーが繰り広げられました！
ハロウィンは31日じゃないかって、そうそう。
またワタシは明日から威海。なのでわがままを通し金曜日に繰り上げました。
だってハロウィンなんてワタシの出番。
過去からちゃくちゃくと集めてきたハロウィングッズ。
いつか出番をまってたハロウィングッズ。だけど出番の少ないハロウィングッズ。
日本ではクリスマスにはるかに負けてるイベントなので、一人で騒いだとこでなかなかむなしい。
そんな折にハロウィンパーティーとあっちゃ、威海どころじゃないよ。
先輩は日が近づくにつれ仮装グッズや皿やらコップやら買い込み気分は盛り上がります。
ワタシも浅草橋の折にくもの巣など購入。適当に部屋にからめてみたけどきたないのでちょっと決まらず。飾りつけはちょい半端・・・
そして前日。ハロウィンモードON！！早々に会社を引き上げ、かぼちゃを購入。
夜中にりっぱなパイを焼き上げ☆過去に買い込んだハロウィングッズを探索。
でるわでるわ。超前にいったグアムで買った蜘蛛ライト＆蜘蛛の巣ライト、浅草橋で買った光る南瓜。
あと確か蜘蛛の巣の手袋があったはず・・・。
あと衣装衣装！骨靴下は絶対履きたい。上はこうもり柄・・・どのこうもりにしようか。。
などなど。ハロウィングッズは尽きず。ピアスなんか選べないから全部つけてみたり・・・。（蜘蛛、骸骨、南瓜、おばけ）夜はふけてゆきます。。。。
そして当日。ハロウィンモード全開！！出張前のてんぱりも加わって、朝からはしゃぐワタシ。
早速仮装グッズの角をつけて仕事にとりかかり、昼をすぎた頃から部屋を大掃除。半端な蜘蛛の巣をしっかりコーディネート。からまって意味不明な蜘蛛の巣ライトも広げてガムテープでとりつけ☆（初めて開封）
ロッキーホラーショーも真っ青の超ハロウィンな部屋完成♪
就業時間も終わりに近づく頃、体調不良により悔しくも参加できなかった先輩から遠隔操作の差し入れ報告が。
「なに？ピザかな？」などと噂してたらやってきたのは隣の蕎麦屋！！牡蠣フライとカツ、枝豆、もつ焼きなど蕎麦サブメニューを皿いっぱいにとどけてくれました♪なーんて気の利いた差し入れ！！
プレゼント交換（前日発足。準備期間不足のため内容めちゃくちゃ。梅干とか靴の中敷とか。イカセットとか・・・）も盛り上がり、完璧なハロウィン完成！！あーうれしい。こんなちゃんとしたハロウィン初めて。気がすんだー。これで心置きなく威海にいってまいれます。ではいってきます。

ちょい前に３店限定柄がどうのこうの言ってて、シリーズ化してお知らせするつもりがすっかり忘れてた。
日々に忙殺されてた。ゴメン、自由が丘＆アルパークさま。
というわけでお披露目☆自由が丘☆☆
【第二弾；新宿地口屋自由が丘店柄/奥様】
自由が丘といえばセレブな街。歌舞伎町は町だけど、自由が丘は街ってカンジ。
セレブと無縁の地口。いいえ、意外にセレブなファンもいらっしゃるとか。
だってほら、そういえばあったの。セレブな絵柄「奥様」。何の地口でしょうか。
答え「奥多摩」（東京地口）
奥多摩にもあんまセレブはいなそうだよね・・・。あ、奥様はいるか。
Tシャツ他、パーカーなどセレブグッズ展開中☆
土着系じゃない地口ファンは自由が丘へはしろう
是非！どうぞ！！

今、制作（弊社の革工房部門）ではDB（弊社の人気定番商品、盛り出た猫の型押しを手作業で染める工藝的手法が特徴）戦争が。
新商品（おっと、口をすべらせた）のために総出でDBの染めにかかる始末！
その姿たるや「女子供も槍もて」みたいな。
「生産性手工業」とかいう言葉が浮かびます。
もはやデザイン室だろうて例外ではなし。デザイナーも常務も営業もその器用な手先を生かして槍持ちます。違った、染めにかかります。
で、染めの時間は手先は細かに動くのだけど、頭と口はひま。
何気ない会話が飛び交います。
「カラス口（綺麗な線を引くためのアナログなデザイン用具。カラスの口のような部分に液を溜めて描く）ってあったよね」「懐かしい?」「あれ無駄だよねー」「すごい努力の割に結局別に綺麗に描けないし」
「あれって苦労してそろばん散々やって会社に入ったら計算機というものがあった、感があるね」
「でもそろばんはまだ暗算とかに役立って有益」
上記の例は散々苦労して綺麗な線とかカラス口で必死で描いたのに、会社に入ったらコンピューターがあって一瞬で線など描けた、という例の見本。
などとカラス口の悪口は飛び交います。
「だけど電気がなくなったときこそカラス口の出番だね」
※電気なくなる⇒コンピューター不動⇒線が描けない！⇒カラス口
カラス口の逆襲。電気がなくなったら馬鹿売れでしょう。

なんとも悲しいお知らせがきました。
あんなに・・・あんなに意気込んだTV放映・・・
「きのうだったらしいんですよぉ?」
ひょえー
「店中に連絡来たら教えてっていったんだけど結局こなくって・・・」
ひょえーー
「TVみてきたお客さんに聞いて初めて知ったんです?」
ひょええーーー
「うそぉ。で、何時に放送してたんですか？」
「朝4時」
ひょえー、朝4時で見てかつ来てくれる方がいたとは・・・！！
なんともありがたや。情報では3人のお客様あり。
ひど?い・・・みたかった・・・出たかった・・・・
あわや大連とか韓国まで行ってまで出演する意気だったんだけど。
この間抜けな結果だと妙なことして周囲に迷惑かけないでヨカッタ・・・
このヨカッタと3名の来客が得たものだね・・・
あとコメントに「みましたよ！」がひとり・・・
いいなあ?。どんなだった？素敵に写ってた？？
あぁぁ???みたかったぁ?。
一生に一度、あるかないか。もう多分なかろう。
出演に輝かせた夢は二重に崩れてゆきます。
まるで白昼夢みたいな漫画みたいな一連のTV騒動・・・・・・・

気づけば体育の皮（←勿論「体育の日」を入力。こんな変換するなんて！さすが革屋）。
またとんと日記を描いてなかった。
今日は恐怖の体験をお話しましょう。
久々に思い立って朝の通勤時にしばし仕舞われてた中国語のCDを聞くことに。
このCD、本を同時に見てないとだいぶ意味不明。
買ったときは「猫」「マオ」「猫」「マオ」みたいのを期待してたのに、
「ハオ」「バオ」「バゥオ」「アゥオ」
「ハオ」「バオ」「バゥオ」「アゥオ」
「え、なんですか？」
「シェンモ？ウオメイティンチンチュ」
「トイプーチーチンニーツァイシュオイーピェン」
「チャンツオチェンチェン○△＠＊・・・」
「π＃■□×・・・・」
みたいなもう何がなんだか。どこまでが文なんだか。
まあそれはいいとして、とにかくそんななもんで会社に着く前に飽きちゃってCD替えようとしたわけです。
粋のいい音楽にチェンジし、ノリノリで運転。つまらない中国語のCDはハンドルの前（メーターとかあるとこ）につっこんで。イェイイェイ。
そしていつもの曲がり角。自動車修理工場の角を曲がったとき！！！！
え？なんですか？
ハンドルが戻らない？！！！！！！！！！！！！！
慢心の力を込めてハンドルを切るワタシ。ばりばりと砕け散るCD。迫り来る自動車修理工場。
あわやのところでCDを砕いたハンドルは元に戻り、修理工場行きを逃れました。
あぶないね??。ばらばらのCDケースが恐怖を煽ります。
ケースはばらばらだけど中国語のCDは無事でした。さすが。
こうした日常の恐怖。皆様もお気をつけて。
しかしあのまま修理工場へ突っ込んだらそのまま直してもらえてバックスバニーみたいだったね。

もう今や古い話ですが先月17日、そうそう、取材できなかった前の日。
新宿歌舞伎町のお祭りがありました。←ほんとは熊野神社（？）の祭り
しかも！誘ってくれたの！！神輿に！！！
なぜならお店があるから。寄付金を出したから・・・。
しっかし歌舞伎町の祭りなんて！！どんだけ面白いでしょうか？！！
歌舞伎町といえば人種のるつぼ。
やくざからマフィア、ホステスからママ、おかまさんや外人と、見るだけでも面白そうな面子揃い！！
祭りといえば浅草だったワタシも、これはちょっとホットケナイヨ。
今が出番とばかりの地口屋エプロン（祭りの前掛けを使用）を引っ掛け、先輩＆地元の友達まで引き連れて「べらんめえ」とばかりに飛んでいきました。
粋（意気）揚々と祭り装束地口屋軍団（皆一応波猫モノアレンジ祭り仕様）が乗り込むと・・・・
あら、意外に普通の男女がおそろいで・・・。
主に大学生風の面々。祭りサークル？あと商工会の人？
ちょいと肩透かしを食らった感もありましたが、まあ祭りは祭り。神輿は神輿。
やいのやいのとお囃子に励みました。（神輿には届かないのでお囃子専門）
しかし・・・！時間が経ってみると・・・
普通のおじさんだと思っていた数人は「なんとかの写真とっちゃった?」「やだ、ずる?い」とかいってふざけあい、カワイイ女の子たちは良く聞けばどっかで聞いた国ことばで会話。
ああ、やっぱりちょっと新宿っぽい。ちょっと満足。
しかし新宿東口、アルタ前の道路で「あたいの街だよ」顔ででかでかと座ったりできたのはなかなかの体験★撮った写真もちらっと都庁とか写ってたりして、「祭り」と「新宿」という別次元のものをミックスしててこれはなかなかないよ。来年もいっちゃおうかな☆☆